県民の皆様へ・静岡県警OB・現役の皆様へ・警察の不正な隠蔽に取り組む全国のオンブズパーソンの方々へ・ジャーナリストの方々へ訴えます
静岡県警と静岡県公安委員会は崩壊の只中にあります

2023/2/21更新

2023/2/21

県民の皆様へ・静岡県警OB・現役の皆様へ・警察の不正な隠蔽に取り組む全国のオンブズパーソンの方々へ・ジャーナリストの方々へ訴えます
静岡県警と静岡県公安委員会は崩壊の只中にあります

  1. 私は、富士宮市のNさん(現在85歳)の代理人として2023年2月14日、静岡地裁に富士宮警察署長の数々の不作為の違法確認を求める訴を提起しました。訴状を添付しますので是非お読み下さい。静岡県警OB・現役の方々からの情報をお待ちします(秘密は厳守します)。
  2. 事案 2020年3月8日(日)AM6:26頃、TU静岡(株)富士店の社員(修理工)が前日午後8時頃から中学の同級会で4軒ハシゴをして泥酔し、2時間位の仮眠で車を走らせ、富士宮市内のNさん宅のブロック塀・門扉等を損壊させて、車は道を塞いだままの状態で助手席にいた元同級生と逃走しました。
    ところが、①社員は逮捕もされず、②建造物損壊、③器物損壊、④往来妨害では富士宮警察署には全く立件されておらず、⑤ドライブレコーダー・Nシステム・監視カメラの捜査は全く為されておらず、⑥約1年後に道交法違反の3件のみで地検へ書類送致されて、罰金50万円という甘刑に済まされたという事件です。
  3. 私は社員相手の損賠訴訟(一審はNさんの本人訴訟で敗訴)を控訴審から担当し、開示された黒塗りの多い刑事事件記録を精査する中で、県警と国(地検富士支部)の上記②の建造物損壊の立件の不作為に気付き、県と国を被告として国賠訴訟を提起しました。
    しかしながら、第2回口頭弁論期日で県警からの訴状に対する実質的な答弁と反論の準備書面が陳述されるや、裁判所は原告側に反論の機会も与えずにいきなり結審しました。
  4. 私は、その後事情通に意見を聴き、警察が交通刑事事件の捜査をまげるとしたら県交通安全協会や県警察官友の会の幹部との関係位かなとの示唆を受け、会社の登記情報を取得したところ、TU静岡(株)の筆頭取締役のS氏は、県交通安全協会の会長・県警察官友の会静岡中央支部の支部長(同年6月には県の会長となる)・静岡鉄道の会長・元県商工会議所の会頭という超有名経済人であることが判明しました。県警が①県交通安全協会や②県警察官友の会、③S氏への批判をかわすために不正な隠蔽(不作為)捜査をしたことが判明したのです。
  5. 静岡鉄道が公表している企業情報によると(a)交通の関連企業は静岡鉄道以外に7社、(b)流通の関連企業は2社、(c)自動車販売の関連企業はTU静岡(株)以外に3社。尚、TU静岡(株)は静岡鉄道の100%子会社と聞いています。(d)レジャー、サービスの関連企業は7社、(e)建設の関連企業は2社とあります。
    それらの会社の役員・従業員の数は相当な数に達するでしょう。
    また、S氏は来たる静岡市長選に出馬を予定している元静岡県副知事の後援会長になっています。
    今回、県警の不作為隠蔽は、静岡鉄道グループの役員・従業員や市長選の後援会関係者の交通刑事事件には特別の計らいをするというメッセージになると考えます。
  6. 県交通安全協会会長や県警察官友の会の会長が役員をしている会社の役員・従業員であれば、①逮捕もされない、②建造物損壊や③器物損壊や④往来妨害で立件もされない、④報道発表もされない、⑤近隣住民の記憶も薄れる1年後の送致で、罰金50万円の甘刑に導くということが許されるのでしょうか。又、私の申入れに対し、警察を監督する立場の県公安委員会は適切な捜査であったと回答してきました。県警の隠蔽捜査を追認する県公安委員会は責務を果たしていないことは明らかです。
    この案件で私とNさんは2度県庁社会部で記者会見しましたが、集まるメディアが少ない上に新聞で記事化されたのは一社もなく、映像になったのはたったの一社のみでした。このようにメディアの批判力の衰退も著しいものがあります。
    県警本部も県公安委員会も崩壊の只中にあると私は痛感しています。正義感に燃えて警察官になられた方々には、県警本部や県公安委員会のやっている不正な隠蔽を共に怒ってくれることを期待します。警察法2条2項には、「その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし」とあり、本件事案は①不偏、②公正に明らかに反しています。
    私は、日本の社会が崩壊しているのを痛感しています。県警本部も県公安委員会も崩壊の過程にあります。何とか崩壊を止めたいという危機意識から蟷螂の斧をかざしています。県民の皆さん、全国の警察の不正な隠蔽に取り組むオンブズマンの皆さん、ジャーナリストの皆さん、是非本件を取り上げて下さい。

訴状はこちらです(PDFファイル)

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