2006/10/25 (株)コーワフューチャーズの被害に遭われた静岡県内の方々へ
破産債権届出の呼びかけ |
1.国内公設先物取引員のコーワフューチャーズに対し、2006年10月12日破産開始決定が大阪地裁でおりました。
2.浜松市在住のA氏は、2004.7.21〜8.17の間コーワとの先物取引で合計1786万1907円の損害を与えられました。私に委任があり、コーワと交渉の結果、5回分割で892万0600円を返還するという内容の示談をしましたが、4回分までの履行はありましたが、5回目分の92万0600円は支払いがなく、裁判を起こし、欠席裁判で判決を得ましたが、コーワは廃業し、差押え財産も見つからないまま時間が経過しました。
3.旧清水市在住のB氏の依頼を受け(被害額1100万円余)、日商協に斡旋の申立をしましたが、コーワの廃業を理由に、斡旋は打ち切られました。
4.三島市在住のC氏の依頼を受けました(被害額2700万円余)が、関与者を訴えようにも代表取締役を除く他の取締役や担当外務員の住所を知る手懸りがなく、困り果てていました。
5.しかし、大阪の弁護団が中心となって破産の申立をして下さり、今回の破産開始決定となりました。破産管財人の調査によって、担当外務員や取締役の住所が解明される道が拓かれ、関与者の個人責任追及の道が拓かれるのではと期待しております。
6.破産債権の届出の締切り日がもう直き破産管財人から知らせて来ると思います。静岡県内の被害者で悩んでおられる方は、当事務所にご連絡、ご相談下さい。 |
2006/2/8 和解分割金の支払いが滞った国内公設先物会社 |
免許の更新が危ぶまれていた国内公設先物会社(本社東京)が2005年暮,更新があったにも関わらず,5分割の和解金の最終回の2006年1月末分を払ってこなかった。
全国各地の担当弁護士も同様未払いであったという情報が出ている。
私は早速静岡簡易裁判所に訴状を提出したが,何とまあ第1回口頭弁論期日は2006年4月10日という2ヶ月先でしか入らなかった。
ところで国内公設先物会社の破産,廃業等がここ数年続発している。
示談交渉を長引かせる先物会社も多い。
これからは退職金のシーズン,名簿業者から買取った退職者リストで勧誘攻勢が強まる。十分気をつけること。「世の中うまい儲け話は存在しない!」 |
2004/10/20 国内先物取引被害の受任事件激増 |
2000年12件、2001年15件、2002年16件、2003年19件の受任で推移して来た国内先物取引の被害事件が、2004年10月20日現在で既に2003年並みの19件に達しています。県内全体では相当の数の被害件数に達していること、その勢いは増々強まることが予想されます。 |
私は、現在静岡地裁に4件提訴中で結審間際が2件あり、交渉中が10件、日商協への斡旋申立予定が1件あります。 |