2005年7月20日UP
書道展出展作品を狙う名刺広告商法 廣和企画鰍ノ賠償命令の判決
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 静岡地裁民事1部は2005.7.20.廣和企画株式会社(東京都台東区東上野4−26−12)と代表者武藤洋平個人に対し、静岡市Aさん(男、当時74歳、農業)に対し、金770,500円の賠償を命ずる判決を下しました
 Aさんは、通信教育で趣味の書道を始め、書道展に出展したところ、広告代理店と称する業者が、「その作品を写真にとってあるが、とてもよく写っているので、某新聞に掲載しませんか」と持ちかけ、それに応じ、某新聞に載った。それをキッカケに次々と多数の業者から「うちの広告にも掲載してもらいたい」と勧誘が続き、威迫脅迫されるようになった。畏怖困惑して承諾させられ、2003.5.私のところに相談に来たときには36業者、被害総額約670万円に達していた。その内19業者、490万円の被害回復をしました。催告書を無視しつづけた廣和企画鰍ノ2005.5.16.に提訴し、欠席裁判で上記判決を得たものです。展示会の作品を鵜の目、鷹の目で狙っている名刺広告商法業者には油断もスキも見せられません。
 どうか、ご注意下さい。被害に遭った場合、泣き寝入りは無用です。

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