2013.3.18UP
ホームロイヤー(高齢者のための顧問弁護士,かかりつけの弁護士)契約のおすすめ

〜高齢者ご本人に良質で適切な支援をするホームロイヤー(高齢者のための顧問弁護士)を引き受けます。 
   
  1. 今から10年くらい前,高齢者や独居老人が床下工事商法やフトンの次々販売に遭い,私の事務所は業者との交渉や裁判に追われました。私は予防策として,「訪問販売お断り」の文字と事務所・弁護士名・住所・電話番号を大きく書いた貼り紙(お守りのお札)を用意して,玄関に貼ってもらい,それなりの効果を上げてきました。床下工事商法やフトン次々販売は激減しましたが,新手の詐欺商法が次から次へと登場しています。
  1. 日本の全人口に占める65歳以上の割合は,2011年には23%を占め,世界の国々で高齢化率が一番高い国となっています。24%を超えると超高齢化社会というそうですが,日本が超高齢化社会に突入するのは目前です。
      日本弁護士連合会は,高齢者・超高齢者に対する支援活動ができる弁護士と高齢者本人やその介護や支援に従事している方々との間を結ぶ仕組みとしてホームロイヤー(顧問弁護士,かかりつけの弁護士)制度を提唱してきました。
  1. そこで私は長年の高齢者の消費者被害救済の経験を活かし,高齢者・超高齢者のためのホームロイヤー(顧問弁護士,かかりつけの弁護士)を積極的に引き受けることにしました。
  1. 高齢者が弁護士にサポートしてもらいたいと考えていることは,以下の7点と思われます。
  • (1) 日常生活のサポート(特に判断能力が低下した場合)
  • (2) 消費者被害・虐待等の権利侵害に対する対応
  • (3) 人生のラストステージにおける選択(住まい,介護,終末期,葬儀など)
  • (4) 自分の財産の使い途の決定(寄付,社会貢献など)
  • (5) 死後に心配な人に対する対応(障がいのある子,高齢・病弱な配偶者)
  • (6) 経営する会社の後継者への承継
  • (7) 死後の遺産争いの防止
  1. 私のホームロイヤー(高齢者のための顧問弁護士,かかりつけの弁護士)の取組みは以下の8点に留意していきます。
  • (1) いつでも気軽にどんなことでも尋ねることができる
  • (2) ご本人に代わって(代理人として)日常的に発生する様々な事務処理,サポートを行う
  • (3) 人生のラストステージを一緒に考える
  • (4) トラブルがあれば対応,解決する
  • (5) ご本人が亡くなった後のことについて,ご本人に代わり実現する
  • (6) 高齢者を継続的に支援する
  • (7) 高齢者をトータルに支援する
  • (8) 支援にあたり福祉関係者と連携する
  1. ホームロイヤー契約書の雛形を添付しますのでご参照下さい。
  • 委任事務の範囲は,大別すると,
  • (1) 法律相談
  • (2) ご本人の見守り事務
  • (3) ライフプランノートの作成
  • です。
  1. 顧問料は月5千円以上(消費税別)とし,ご協議の上決定させて頂きます。
  1. 当事務所の特徴は,
    (1) 私がキャリア42年で,老人の消費者被害の救済に長く当たってきたこと,
    (2) パラリーガル(日弁連認定の試験に合格した弁護士補助職員)が現在7名おり,私とパラリーガルがご本人や支援者(ご家族,ヘルパー,ケアマネ,地域包括支援センター,社会福祉協議会,社会福祉事務所)との面談・電話によって,機動的に動いて行けるということです。
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